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落語会
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三筋格子三筋格子

我々が落語を演じる場は、大きくホール落語と寄席興行に分かれます。 ホール落語とは、文字通り市民会館などホールを借りて催す落語会で、一般の方が運営されるものも含まれるでしょう。そういった会に「○○寄席」と名付ける場合もありますが、業界内で単に寄席と言う時は、都内に四箇所ある定席(一年中落語が聴ける)、上野鈴本演芸場・新宿末広亭・浅草演芸ホール・池袋演芸場、を指します。鈴本演芸場は通年で落語協会、他の三場は、落語協会と落語芸術協会が交代で出演しています。それ以外に、国立演芸場や横浜にぎわい座等でも、寄席形式の興行が行われる期間があります。 以下は、個人もしくはグループで小さな落語会を計画する際の御案内でございます。

1. 場所

江戸落語は元々お座敷で始まりましたから、普通の住宅でも落語会は可能です。ただ入場できる人数が限られてくるため、どうしても費用の負担が大きくなりますし、何らかの目的があって多くの方に聴いて頂きたいという企画がほとんどではないでしょうか。 現実的には、学校や公民館等の公共施設、ホテル・旅館や飲食店(お蕎麦屋さん・お寿司屋さん・居酒屋さん他)の宴会場、商工会や商店街事務所の会議室、団地や町内会の集会所、お寺や神社、結婚式場やセレモニーホールなどが、候補として考えられます。

2. 時間

落語会単独での開催か、他の企画との併催か、で違ってきます。単独なら、少なくとも1時間以上で人数も二名以上は必要でしょう。主目的が他にある催しの余興といった据え方であれば、30分一人でも不自然ではありません。しかし落語は、一席だけだと(特に初めての方は)楽しみづらいものです。仮に時間は短くても(40分前後)、二席のほうが無難だと思います。

3. 予算

これは、入場料の徴収や補助の有無によっても変わってくるでしょう。率直にお伝え頂くしかありません。それに合わせ、時間や人数を御相談のうえで内容を決め、人選を進める手順になります。 遠方ですと、交通費の関係から、時間はあるけれど大勢呼ぶ訳にはいかない、という状況もあろうかと存じます。そういった場合は、芸風の違う二人で二席づつ(約2時間)というプログラムが、内容面も費用対効果の面でも、一番合理的ではないでしょうか。

4.道具

座布団(家庭用で結構です)、CDプレイヤー、50名程度迄ならマイク設備は必要ありません。高座は6尺(180cm)四方あれば理想的、無理なら4尺(120cm)四方くらい。高さは演者により好みがあるものの、基準は机と椅子の比率です。集会所や会議室で開催するのなら、テーブルを高座にして椅子を客席で使えば丁度いいでしょう(畳敷きなら座卓ですね)。尚、高座に敷く赤い布とメクリ(名札)台、出囃子のCDは持参いたします。

※ご不明な点、ご質問等がございましたら、お気軽にメールにてお寄せください(私への依頼じゃなくても構いませんよ~)。

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